人間界でプチ断食が流行る昨今ですが、猫に短期的な断食をさせるのなら私は賛成です。
でも長期的な絶食をするとヤバいことになりますので解説します。

猫は食の好みがコロコロ変わるので、なんとかお気に召すフードを探そうと苦労している飼い主は私だけではないはず。
そんな飼い主さんに追い討ちをかけるような話題で申し訳ないのですが、猫は数日続くような長期的な絶食に耐えることができません。

理由は「肝リピドーシス」になるからです。
簡単に言うと、肝臓がキャパオーバーになって体調が悪くなり、正しい対処をしないとヤバいことになります。

対処をしない場合の死亡率はなんと90%です。
ただし、早めに適切な治療をできれば助かります。

 

肝リピドーシスの流れ
①食事から栄養が摂れなくなる
②エネルギーを作るために体脂肪(正しくは脂肪酸)を肝臓に集める
③肝臓で体脂肪をエネルギーに変える
④で、うまくいくはずが、肝臓に体脂肪が集まりすぎで肝臓がキャパオーバーになる
⑤肝臓が機能しなくなる
⑥体調が悪くなる

治療法は、その時の猫の状態が「どれくらい悪いか」によって変わってくるので、状況次第になります。大事なのは、動物病院に連れて行くこと。

肝リピドーシスの主な症状
・食欲不振
・重度の体重減少
・嘔吐
・下痢
・便秘
・意識が遠い
・黄疸
こんな感じです。
発症したらヤバいのですが、今ここで不安になる必要はありません。大事なのは、知識として持っておくことです。
このコラムを読んだ方なら「ヤバくなる前に」行動できると信じています👍