
実は、先月(12月27日)農林水産省から「愛玩動物におけるオンライン診療の適切な実施に関する指針について」という発表があり、オンライン診療に向けて一歩進みました。
ということで、獣医療のオンライン診療の現状と今後の展望を僕の視点から簡単に解説します🙆🏻♂️
発表の内容
要約するとこんな感じ。
①オンライン診療をするのは原則「かかりつけの獣医師」だけだよ〜
②オンライン診療でも獣医師法等の法令に基づいてちゃんとやろうね〜
オンライン診療が普及しづらい理由

オンライン診療の普及には乗り越えないといけない壁がいくつかあります。
①変わりたくない獣医師が多い
人間(特に大人)はやらない理由、できない理由を見つける天才です。それは獣医師も同じ。
忙しいし、まだまだルールが曖昧だし、診断の精度は落ちるし、カルテや処方などをどうすれば良いか分からないし・・みたいな。
②儲からない
これは確かにそう。値段設定が低いと獣医師は誰もやりたがらないし、値段設定が高いと飼い主さんは誰もやりたがらない。
弁護士への相談だと5,000円/30分くらいだけど、かかりつけの獣医師にそのくらい払えますか?と聞くと、NO!な飼い主さんは多いでしょう。
獣医師も生活のために働いているという側面がありますからね・・
今後の展望

根拠のない僕の個人的な予想としては、人間と同じシステムになっていくと思っています。
つまり、オンライン診療が普通に選択肢の1つになり、医薬分離によって薬は薬局で処方されるようになるということです。
ただ、上記のように突破しないといけない壁も多いので、実現するのはまだまだ先かな〜というイメージです。
そこで、僕が近い将来、台頭してくると予想するカテゴリーはこの2つです。
①往診獣医師の増加
自宅に来てくれるので、ペットの負担が小さいです。特に終末医療に向いていますね。
これから需要が増えてくると思います。ただし、単価は高め💰️
②獣医師インフルエンサーの増加
今のところは「オンライン診療はかかりつけ獣医師で」という縛りがありますが、いずれ無くなるでしょう。
それを見越し、SNS等でフォロワーを獲得しておき、バックエンドにオンライン診療を持ってこようと考える獣医師は増えてくるでしょう。
要は「この先生に診てもらいたい」って思われることを目指すということ。そうすると、単価を上げても申し込みがくるようになります。

ちょっと待って!その手法・・くぅ先生そのまんまじゃないかしら?ん〜?
って気づく勘の鋭い飼い主さんもいらっしゃるかもしれません。
その通りです(笑)
そこまで狙ってやってきたわけではないですけどね。
元は、「稼ぎたい」「犬猫と暮らす飼い主さんの役に立ちたい」という2つの欲望から始めたYouTube。
フォロワーが増え、数百件に及ぶコメント欄の質問に答えきれなくなって、仕方なく作った公式LINE。
有料の個別相談の件数が多すぎてキャパオーバーになり、仕方なく行った値上げ(すみません🙇🏻♂️💦)
みたいな感じで、なるべくして今の形になってます。
余談ですが、本当に稼ぎたいなら、公式LINEで60万円くらいの高額商材を売るのが王道になります。
獣医師を問わず、そうやって稼ごうとする輩は今もこれからもたくさん出てくるので、お気をつけくださいませ👍
今週の余談(ダニは冬も元気)

ご承知の通り、僕の趣味はオオクワガタ採集です。
冬でもガンガン山に行ってます。
上の写真は年明けに行った奈良県某所のお山です。雪は邪魔ですが☃

雪が積もるくらい寒いとイノシシやシカの数は減るのですが、ダニは元気にズボンに付いてきます。
みなさんがこんな山の中に行くことはないと思いますが、ダニの予防は通年で必要という1つの証拠になるかと🙆🏻♂️
予防しましょうね〜!