犬の飼い主の86%、猫の飼い主の76%で「困る行動がある」と回答しています。
今回はそれを食事の観点から解説します💁🏻‍♂️

そもそも問題行動とは?

ズバリ、人間に都合の悪い行動です。
それが「犬猫本来の行動か?」「犬猫に異常な行動か?」は関係ありません。
そのため、その行動が「問題行動」か「問題ない行動」かは飼い主さんによって違ったりします。

例えば、毎朝3:30に僕を起こしに来てくれるくぅちゃんの行動は、飼い主さんによっては問題行動かもしれません🤔

「本来の行動」の問題行動の例
・猫が追い詰められて攻撃的になる
・犬が知らない人に吠える
・猫がソファで爪を研ぐ

食事に関する3つの問題行動

①食べ過ぎ
(原因)
・避妊去勢手術
・飼い主さんがおやつのカロリーを無視してあげすぎちゃう
・ドライフード100%の食事

②拒食症
(原因)
・急性ストレス(引っ越しなど)
・体調不良になったのをその食事のせいだと思い込む
・拒否したら飼い主さんがもっと美味しい食事を出してくれると学習する(より好み)

③食べ物でないものを食べる
(原因)
・植物の摂取は食感が楽しい、または退屈しのぎ
・食糞は消化不良、好奇心、所有欲、巣の掃除など色々
・その他、人間の精神疾患に類似する状態で色々なものを食べることもある

問題行動を食事で解決する方法

食事の与え方の工夫

そもそも犬猫は肉食動物なので、本来は狩猟という苦労をして初めて食事にありつけます。一方、現代の犬猫は時間になれば自動的に食事が提供されるので、この狩猟本能を満たせていない場合が多々あります。そこで、食事前にちょっとした苦労を提供することで問題行動が解決することがあります。

例えば、技の練習など▼

他には、知育トイの活用など。

より好みへの対応は、このコラムの参考論文では3つの方法が紹介されています
①拒否した食事を下げ、おねだりは完全無視し、空腹時に再度少量のフードを与えて食べきったら褒める(またはおやつをあげる)
②美味しいフードを混ぜる
③食欲増進剤を使う

個人的には、③はともかく、①②ではなかなか難しかったりするんだよな〜という印象です🤔

特別なサプリやフードの活用

サプリはこちら▼

フードはこちら▼

ニューロケア(ピュリナ)
犬の特発性てんかん、認知症に対して中鎖脂肪酸やオメガ3系脂肪酸を含みます

c/dマルチケアコンフォート(ヒルズ)ユリナリーs/o+CLT(ロイヤルカナン)
猫のストレスを原因とした下部尿路疾患に対し、トリプトファンや加水分解ミルクプロテインを含みます

ちなみに、加水分解ミルクプロテインは過去にご紹介したジルケーンと同じ成分ですね!

参考コラム▼
【限定】ジルケーンの科学的根拠(2023年9月15日)

まとめ

問題行動は本来の行動だろうと異常な行動だろうと放置すると飼い主さんと動物の関係が崩れてきます。
なので、行動学と栄養面の両方から見直して改善する必要があります。

個人的には加水分解ミルクプロテインを気に入っているので、いつかもし僕が犬猫のフードを作る機会があれば、カリカリ、ウエット、おやつの全てに加水分解ミルクプロテインを配合しようと思います。入れない理由が見当たらないですね。

参考

ペット栄養学会詩 28(1):14-19 2025 Association between behavior problems and diet / by Sayaka Kuze

今週の余談(ワホナ使ってみたけど・・)

先日のインターペットでもらったワホナの試供品を使ってみようと思ったのですが、くぅちゃんには匂いが完全NGだったようです。逃げちゃった・・
使ってみてよかったらご紹介しやすかったのですが、残念でした😅