
個別相談で皮膚の炎症や痒みに関する相談をお受けするのが多いので、今回は皮膚のターンオーバーを解説します😊
皮膚に悩みのある方は参考にしてくださいませ👍
結論
21日です。
つまり3週間ですね。
ターンオーバーっていうのは、生まれ変わりのことです。
犬と猫の皮膚は定期的に生まれ変わっています。
その周期が3週間になります🐶😺
ちなみに、私たち人間は4週間ですね🧑🦰
そして、食事療法の場合、効果(あるいは撃沈)を実感するための目安は2ヶ月です。
①1ヶ月目:食事変更の期間
②2ヶ月目:ターンオーバーの期間
私にご相談いただいた場合、食事内容が体調にダイレクトに影響する子は4〜8週間かけてじっくり変更しますが、そうでもない場合は1〜2週間でも問題ないです。
早く変更できれば、それだけ効果(または撃沈)を実感できるのも早くなります。
症状別
食物アレルギー

(↑人間の食物アレルギーの話です)
食物アレルギーは私への相談でかなり多いです。
私の方針としてはこんな感じです。
①摂取水分量のチェック
アレルギーではなく、脱水で皮膚の調子が悪くなっている可能性を確認します
②現在の食事と過去の食事内容をチェック
共通する原材料があれば、それが容疑者です
③容疑者を含まない商品の提案
この3ステップで半分くらいの子は改善できるイメージです。
多少の飼い主さんの根性は必要ですが、療法食なしで状態をキープできるようになれば、そこは天国です😊
相談者様の過去のレビューはこんな感じです▼
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お 名 前 :ハロ様
相談内容:涙やけ+便秘
子犬の頃はほぼ毎日吐いていた胆汁。マルチーズなのにバサバサで硬い被毛。あまり飲んでくれないお水。成犬になったら便秘。カチカチのうんち。気に入らないフードを食べない。そして他の犬に比べてもひどい涙やけ。
体調がおかしいことは歴然です。
(中略)
フードや水分量が適正になると、あんなにバサバサだった被毛が柔らかく、艶々になりビックリしました。

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お 名 前 :ソイ様
相談内容:皮膚の湿疹と痒み
くぅ先生
以前ご相談しましたソイちゃんの件ですが、いただいた候補のなかからキアオラ ラムとジウィピークのラムのウェットをあげて2週間くらいですが、ぶつぶつがなくなってきていて、痒みも治まってきました!
やはりチキンがよくなかったようです。
ウェットの量を増やすのはなかなか出来てませんが、暑くなってきたのでそちらもやってみようと思います。
アドバイスありがとうございました!
1ヶ月前▼
・首の周りの毛が少ないのが分かりますよね。動物病院では「首輪してましたか?」と聞かれるくらいだったそうです。

現在▼
・首周りの毛が見違えた様にフサフサです✨

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こんな感じで早ければ2〜4週間くらいで効果が見えることもありますね。
感覚的には教科書上の「3週間」という期間に納得しています。
涙やけ

涙やけの原因はこんな感じです。
・目が痛い
・鼻涙管(びるいかん)が詰まっている
・食事が合っていない
・その他
もちろん、食事改善で良くなることもありますが、まずは眼に異常がないかをチェックすることが大事です。
目が痛かったり、鼻涙管(涙の排水口)が詰まっている場合だと食事ではどうにもなりません。
ほかにもいくつか原因はありますが、まずは主治医に相談し、食事以外の原因をチェックすることが大切です。
もし食事からアプローチする場合は食物アレルギーと同じ手順でございます👍
犬のアトピー性皮膚炎

遺伝的な病気で、完治しません。
ハウスダストや花粉などの環境要因に反応して痒みが起こりますが、大体半分くらいが食事も関与しています。
いろんな物が抗原(痒みの原因)になりますが、年がら年中痒い場合は食事が関わっている可能性が高いです。
なので、食物アレルギーへの対処と同じ食事管理で症状が抑えられる可能性があります。
まとめ

皮膚に悩みがある場合は、動物病院でいろいろ検査して現在地をはっきりさてから治療するのが最短ルートです。
ただ、細かい検査は結構費用がかかるので、ひとまず自宅で食事を工夫するのもありです。
その時は「ターンオーバーは3週間」「効果が出るのは2ヶ月」ということを念頭に置いておくと、判断がしやすいと思います。
焦らずにゆっくり行きましょう😊
参考
・ペット栄養管理士テキストブック
・犬の治療ガイド
・ロイヤルカナンHP
・ビルバックHP
・どこかの動物病院のコラム①
・どこかの動物病院のコラム②
・どこかの動物病院のコラム③