みなさんは動物病院を選ぶとき、どこを見ますか?

正解は飼い主さんの数だけあるので1つに絞ることはできません。ただこの質問が多いので、私が動物病院を選ぶときに見るポイントをご紹介します。

病院全体

行く前に調べるのは設備です。病院のHPを見て、レントゲンエコーのあるところを選びます。
行ってから見るのは清潔感です。神は細部に宿ると言いますが、私たちが見える部分すら汚い病院はおそらく中も汚いです。私が勤務していた病院では、トイレや外の雨樋(あまどい)の掃除なんかもキッチリやっていたので「すごいなぁ」と衝撃を受けたことを覚えています。もちろん、診察室やスタッフルームもキレイで、当然、診療も誠実でしたし、全てにおいてキッチリしていました。特に私が注目するのはトイレです。絶対ではありませんが、ここは1つの判断材料になります。

神は細部に宿る
「細かなところまで気を配って作られたものが本当に良い作品になる」という意味

スタッフ(受付・看護師)

スタッフに対して私が見るポイントは緊張感とリラックスが両立しているかどうかです。
スタッフがボーッとしているのは論外ですが、看護師が獣医師に気を使い過ぎるのもダメです。聞きたいこと、言いたいことを素直に言える環境(心理的安全性と言います)でないと良い医療はできません。

獣医師

獣医師に対して私が見るポイントは選択肢を出してくれるかどうかです。
飼い主さんによってどこまでやりたいかはバラバラなので、簡単に例えるならこんな感じ。

愛犬が歩けなくなって来院
✅ヘルニアかもしれないし、他の原因かもしれない
①高度医療(CT、MRI)
②院内検査(血液検査、尿検査、レントゲン、エコー)
③対症療法(抗炎症薬など)
④様子見(定期チェック)

選択肢を出す=飼い主さんに寄り添う医療だと思います。
ごく一部だと思いますが、選択肢を出さないだけでなく
「猫に砂糖水を飲ませなさい」
「1回尿石症になったなら一生療法食を食べさせなさい」
という先生もいらっしゃるようですのでご注意ください。

まとめ

結局は実際に行ってみないと分からないのですが、行ってみて、見える範囲から見えない部分を予想することはできます。
そして、納得できないことがあったら迷わず他の病院を検討されることをオススメいたします😊