今回は介護が必要になった時の食事法を解説します。
現在、犬の平均寿命は14歳、室内飼育の猫の平均寿命は16歳にまで延びています。

ペットフード協会のデータはこちら▼

人間と同じく、長寿化の裏に「介護」があります。
今回のコラムでは、介護が必要になった時のフードの選択と与え方について解説します。

何を食べさせるか?

基本的には高カロリーな商品を選びます。あまり「総合栄養食」にこだわる必要が無くなってきます。
状況にもよりますが、頭の片隅において置かなければいけないのは「悪液質」にならないことです。
要は、体重が減りすぎるともう頑張れなくなるからです。

食べてくれるならドライフードが良いです。食べてくれる商品を最優先としつつ、400kcal/100g以上が目安です。
ウエットフードの場合は100kcal/100g以上が目安です。
他にも、腎臓病用療法食などはカロリー高めの商品が多いです。

他には高カロリーなのウエットについては意外とちゅ〜る系が使いやすかったりします。

さらに、それでも厳しい場合はa/d缶の出番です。
a/d缶は犬猫の食事の最終兵器です。
高カロリーで、美味しくて、食べやすくて、流動食に使える。しかし高額な商品でございます。

参考動画はこちら▼

その他、飼い主さんからのおすすめ商品はこちら▼
ベッツセレクション 犬猫エナジーケア
ベッツセレクション 犬猫用脱水ケア ゲル スティックタイプ

どうやって食べさせるか?

自発的に食べられるうちはそれを尊重します。
食べやすいようにシリコンや手持ちできる小さめの器があると食べやすいかもしれません。
犬の場合はカリカリをふやかして団子にするのもアリです。

(引用:猫の介護ハンドブック

それが難しくなった場合はシリンジを使った強制給餌になります。
ここで注意なのは、自発摂餌を粘りすぎないことです。もう頑張れなくなる前に、強制給餌に切り替えなければいけません。
あらかじめどうなったら(例えば、体重が○kgになったら/自発摂餌が1日○g以下になったら)強制給餌をスタートするかを主治医と相談しておくと安心かもしれません。



介護の問題はいつか必ずやってきます。
今日ご紹介したことは、あくまでこれは文献上の情報から言えることです。

このコラムをお読みになっている飼い主さんの中にはもしかしたら僕よりもっと介護の知識・経験のある方もいらっしゃるかもしれません。
もしご自身の介護で「このフードが良かった!」「この食べさせ方が上手くいった!」等ありましたら、コメントいただけると嬉しいです😊