ドライフードの保存方法について飼い主さんから質問された時、僕はいつもこう答えています。

開封と同時に酸化が始まるよ〜

酸化防止剤が入ってるとはいえ、1ヶ月以内に使い切ろうね〜

冷蔵庫に入れたらあかんで〜

ただ、これはあくまで参考書レベルの話なんです。
じゃあ、論文レベルではどうかな?ということで調べてみました🙆🏻‍♂️

論文①ドッグフードの研究

ドッグフードを無色透明のラップで包み、下の4つの条件下で1ヶ月保管し、酸化レベルをチェック!!

①冷蔵庫(4℃)
②暗室
③蛍光灯下
④太陽光下

結果、③蛍光灯下④太陽光下のフードの酸化レベルが爆上がりした。

具体的にはこんな感じ▼
③蛍光灯下:3.5〜6.3倍の酸化レベル
④太陽光下:7〜21倍の酸化レベル

論文②キャットフードの研究

キャットフードを下の4つの条件下で2ヶ月保管し、脂質の分解レベルと酸化レベルをチェック!!

①開封した袋を開けっ放し
②開封した袋の口をテープで止めた
③開封した袋に脱酸素剤を入れ、袋の口をテープで止めた
④開封した袋からジッパー付きの袋に移した

※すべて冷暗所で保管

結果、①開封した袋を開けっ放しでのみ脂質の分解が進んだ。
その一方で、酸化レベルに差は生じなかった。

まとめ

この2つの研究から言えることは、密閉と冷暗所での保管が大事ということ。
密閉しても光に触れてはダメってこと。
空気に触れるたびに質は劣化するんだけど、大袋の口を毎回開けるくらいなら、開封直後に小分けにして使う方が良さそうですね!
ちなみに、ドッグフードの研究では冷蔵庫で酸化が進みませんでしたが、冷蔵庫から出したら結露してすぐにフードがダメになるので、やっぱり冷蔵庫はおすすめしません。

あとは、僕の体感として開封後2週間くらいで食いつきが落ちてくるな〜という印象。
少々割高でも小容量パックを購入し、開封後は早めに使い切るのがベストで間違いありませんね🙆🏻‍♂️

参考論文

論文①ドッグフードの研究

論文②キャットフードの研究

今週の余談(企業の新商品にコメントを書いたよ〜)

昨年猫の飼い主さんにご紹介した猫砂でおなじみ「Famyさん」が犬猫兼用のおやつを作り、公式HPの獣医師コメントをお願いされたので書きました。
僕が商品開発に携わったわけではないのですが、このメーカーさんは仕事に誠実さを感じるので、今回お受けすることにしました。

エアドライの3商品(鶏むね肉、馬、鹿)です。

公式HPはこちら

ただ、肝心のコメントはちょっと書き直したので、近いうちに反映される予定です🤫
ちなみに、くぅちゃんは全部食べてくれましたが、鶏むね肉が1番美味しかったご様子。僕も同意です。

逆に、鹿は縦割れが目立ち、胃の中でチクチクしそうなので、猫にはあまりおすすめできないかもです。
そのため、コメントを以下のように差し替え予定です▼

Famyのfullgoodは原材料の産地や加工方法が明確で、添加物も一切不使用。素材本来の美味しさが活きており、犬にはご褒美や散歩などあらゆる場面で、猫には飲み込みやすいよう砕いて与えれば毎日安心して使えます。

単一原材料なので、食物アレルギーのある子には使いやすいですね。
気になる方はぜひご検討ください😊