一問一答でたびたび話題に挙がるFGF23。実はまだコラムで解説していなかったので、改めてざっくり解説いたします🙆🏻‍♂️
今は血液検査の裏メニューですが、近い将来、当たり前の検査項目になる予感がしています。
ぜひこの機会に要点をおさえておいてくださいませ👍

FGF23とは

今は腎臓の調子をチェックできる血液検査の裏メニューです。
外注検査になるので、結果が分かるまで1〜2週間かかります。
費用は(たぶん)5,000円くらい。

猫では最近、FGF23の検査が慢性腎臓病のガイドラインに組み込まれました。
慢性腎臓病になると、リンの代謝が悪くなります。FGF23はリンの代謝をチェックできるので、FGF23の結果がリン制限の開始(つまり、療法食の開始)の指標になるよね〜というお話です。

概要だけおさえれば良いので読む必要はありませんが、詳細はこちら
今は猫だけですが、犬もぼちぼちガイドラインに組み込まれると思います。

腎臓病の検査項目

慢性腎臓病の有病率
・犬 0.5〜3.7%
・猫 1.2〜3.6%
(シニア猫 15〜80%)

こんな感じで、慢性腎臓病はとても多いです。

ひと昔前はBUNとクレアチニンを見て判断していました。
覚える必要はありませんが、今はSDMA、FGF23、血圧、貧血、UP/C、シスタチンBなど、多角的に検査して現在地を把握できる時代になりました。

まとめ

BUNやクレアチニンが微妙な数値で、療法食を開始するか迷った時、主治医にもどっちつかずな態度をされる時は、FGF23をチェックするのはアリでございます。

いずれ当たり前の検査になりそうな予感がするので、少なくとも知識として持っておいてくださいませ😊

今週の余談(昨夜のくぅちゃん)

僕の居るリビングから見える範囲で一番遠く、暗い場所にいるくぅちゃん。背中を向けているから安心しています。しかも、こっちをチラ見しています。
「ん?誘ってる?」って思って撫でに行ったら逃げられました。

猫心は難しいです😅