「医食同源」という言葉があるように、食事はとても大事です。
犬猫の飼い主さんの多くは、大変な想いで我が子に合うフードを探し、それを主食にしています。
ところが、同じフードなのに「嘔吐」「下痢」などの体調不良が起こることもあります。
体調不良が起こったら動物病院に行くべきですが、原因の確認事項の1つとして今回のコラムを覚えておいてください。
結論。原材料が勝手に変わっている
これですね。

ウソでしょ〜!?
と思われるかもしれませんが、本当なんです。
今回は具体例を3つご紹介します💁🏻♂️
インスティンクト(猫)

【過去の原材料】
チキン、タピオカ、チキン脂肪、挽き亜麻仁、ナチュラルフレーバー、乾燥トマトポマス、乾燥ホエイプロテイン濃縮物、リン酸二カルシウム、塩化カリウム、塩、ビタミン類、モンモリロナイトクレイ、コリン塩化物、ミネラル類、タウリン、フリーズドライチキン、フリーズドライチキンレバー、かぼちゃの種、フリーズドライチキンハート、乾燥バチルス・コアグランス発酵生成物、ローズマリー抽出物。
【現在の原材料】
チキン、タピオカ、チキン脂肪、挽き亜麻仁、ナチュラルフレーバー、乾燥トマトポマス、乾燥ホエイプロテイン濃縮物、塩化カリウム、塩、ビタミン類、コリン塩化物、ミネラル類、タウリン、フリーズドライのタラ、かぼちゃの種、乾燥バチルス・コアグランス発酵生成物、ローズマリー抽出物。
Ultimate Proteinという商品です。
今まで魚が入っていなかったのに、魚(タラ)が入りました。
猫は魚アレルギーが多いですし、この商品を魚が入っていないから“あえて”選んでいた飼い主さんもいたはずです。
案の定、レビューが荒れています。
和訳し、要約するとこんな感じ。

魚を入れたならちゃんと分かるようにHPに記載してください。

私の猫は魚アレルギーがあるからこの商品を買っていたのに。急に魚を入れたせいで、しばらくは愛猫の下痢が続きます。

魚の追加には失望しました。元の原材料に戻してください。
本当はもっと過激なコメントでしたが、やわらかくしてこんな感じ😅
でも、飼い主さんの言うことはごもっともです。
ロイカナ(猫)

【過去の原材料】
肉類、セルロース、コーンスターチ、加水分解鶏レバー、小麦グルテン、糖類、調味料、アミノ酸類、増粘安定剤、ミネラル類、ビタミン類
【現在の原材料】
肉類、セルロース、コーンスターチ、加水分解鶏レバー、トマト(リコピン源)、小麦タンパク、調味料、アミノ酸類、増粘安定剤、ミネラル類、ビタミン類
インスティンクティブ ローフという商品です。
予告や情報公開なく、トマトが入りました。
個人的には、トマト追加の目的は「リコピン源」ではなく「赤色の着色料」では?という気がしています。
この商品は有料コラム会員さんの1人から相談があり、実際にトマトの追加で猫が体調を崩しています。
今年の2月の話です。
しかも、商品にはトマトが追加されているのに、HPの原材料は昔の表記のままだったので、僕もちょっと混乱しました😅
「ロイカナだから安心」という獣医師や専門家は多いですが、自分の目でチェックするのは本当に大事ですね〜!
アカナ(犬)

【過去の原材料】
新鮮鶏肉、新鮮七面鳥肉、新鮮鶏内臓(レバー、ハツ、腎臓)、鶏肉ミール、七面鳥ミール、丸ごとニシンミール、丸ごとグリーンピース、丸ごと赤レンズ豆、丸ごとヒヨコ豆、新鮮全卵、新鮮天然ウォールアイ、新鮮天然トラウト、鶏肉脂肪、新鮮七面鳥内臓(レバー、ハツ、腎臓)、丸ごと緑レンズ豆、丸ごとピント豆、丸ごとイエローピース、日干しアルファルファ、タラ油、レンズ豆繊維、乾燥鶏軟骨、乾燥昆布、新鮮カボチャ、新鮮バターナッツスクワッシュ、新鮮パースニップ、新鮮グリーンケール、新鮮ホウレン草、新鮮カラシ菜、新鮮カブラ菜、新鮮ニンジン、新鮮パートレット梨、フリーズドライレバー(鶏と七面鳥)、塩、新鮮クランベリー、新鮮ブルーベリー、チコリー根、ターメリックルート、オオアザミ、ごぼう、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ
【現在の原材料】
新鮮鶏肉 , 生七面鳥肉 , 新鮮鶏内臓 (レバー, 心臓) , 乾燥鶏肉, 乾燥ニシン , 丸ごとグリーンピース, 丸ごと赤レンズ豆, 丸ごとヒヨコ豆, 湖で漁獲された生の淡水魚, 乾燥七面鳥肉, 卵, 鶏脂肪, 丸ごと緑レンズ豆, 丸ごとピント豆, 丸ごとイエローピース, レンズ豆繊維, フィッシュオイル, エンドウ豆スターチ, 生七面鳥レバー, 乾燥ケルプ, 塩, フリーズドライ鶏肉・鶏レバー, 新鮮丸ごとカボチャ, 新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ, 新鮮丸ごとニンジン, 新鮮丸ごとリンゴ, 新鮮丸ごと洋梨, 新鮮丸ごとズッキーニ, 乾燥チコリールート, 新鮮ケール, 新鮮ホウレン草, 新鮮カブラ菜, 新鮮ビートの葉, 丸ごとクランベリー, 丸ごとブルーベリー, 丸ごとサスカトゥーンベリー, ターメリック, オオアザミ, ゴボウ, ラベンダー, マシュマロルート, ローズヒップ *生のタリビー、白身魚、ノーザンパイク、ボラを混ぜたもの酸化防止剤
ワイルドプレーリーという商品です。
腎臓や軟骨など、配合するのが面倒くさそうなものが省かれています。
ただ、商品名は変わらずともパッケージデザインが大きく変更されているので、そこまで悪意は感じないですね。
孤独に頑張ってきたアカナが世界最大手の1つ「マース」に飲み込まれたのが大きな要因かもしれません。
ちなみに、マース傘下のメーカーは他にロイカナやニュートロ、グリニーズなどそうそうたる顔ぶれです。

「出る杭は打たれる」ではありませんが、いろいろ事情があるのかもしれませんね。
このように、フードのメーカーの会社事情が変わった時は商品の内容が変化する可能性が高いので要注意です。
まとめ
こんな感じで、告知や分かりやすい情報公開なく、フードの原材料が変わることはちょくちょくあります。
マイナーメーカーか?大手メーカーか?は関係ありません。
インスティンクトに関しては個人的にはかなり悪質だと思います。
分断やネガティブな声を煽りたくはありませんが、こういうことは対岸の火事にあらずです。
医食同源。食事は大事です。
感度高く我が子の管理をしていきましょう🙆🏻♂️✨